司法試験を受験して辛かったことを5つランキング形式で紹介します

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もう辛い、やめよう

司法試験をはじめとする資格試験に挑戦されている方の中には、日々つまらない勉強を頑張られている中でこのように思われたことは一度くらいあるのではないでしょうか。

かく言う私は、毎日思っていました。

自分で勝手に始めておきながらこのように思っていました。

今回は、司法試験の受験中に辛かったことをランキング形式で紹介いたします。

1位 職歴なしに勉強だけしていること(周りからそれを指摘されること)ここが私は一番辛かったです。

当時、20代後半だったのですが、アルバイトの面接に行ったり、誰かと会ったりするときとかにいろいろと言われました。

合格者にも言われたときには流石に立ち直れなかったです(笑)

今になって思えば、周囲がそのように助言するのは当然なのかなと思います。

司法試験を目指し始めた当初は、新卒一括採用の重みをそれほど分かっていなかったです。

司法試験を目指す前に、就活や資格を持っていないけれど、社会で成功されている方の話をいろいろと知っておくことは重要なのかもしれません。

司法試験受験後、20代後半で就活をやってみたら、予想以上に苦戦したので、いろいろな世界を知っておくのはやはり必要なのだと思いました。

いい大人になって打ち込んできたことが勉強しかなかったことは周囲にはあまり言えませんでした。

2位 人に答案を添削してもらうかどうか悩むこと

私は、5回も司法試験を受けてしまったため、試験を合格するレベルまで水準を高めるまでに苦労しました。

そのため、答案がそもそも人に見せられるレベルではなかったため、答案を見せたところで、基礎からやり直してくださいということやもう撤退した方が良いと言われることが分かり切っていたことから、添削を頼むことはありませんでした。

人に見せた方が絶対に良いというのは間違いないですが、そもそも答案の体すらなしていない状態で見せてもあまり意味はないと今でも思っています。

それよりか、簡単な問題集で論点発見の仕方、答案の骨組み、事実摘示の仕方、事実評価の仕方などを鍛え、論証を愚直に覚えるのに時間を使った方が有意義かもしれません。

とにかくあらゆる答案を人に見せて厳しいことを言われて勉強意欲を無くすよりも、自信がある答案を見せて有益なアドバイスを貰う方が受験勉強を継続する上では良いのかもしれません。

3位 受験費用の工面

答練・模試代、受験料、日々の生活費を工面しなければならない悩みはやはり付きません。

私は、主に、奨学金の取り崩し、複数のアルバイトを掛け持ち、何とかやりくりしていました。

アルバイトは、早朝のスーパーの品出し、空き時間での警備、ウーバーイーツなど比較的シフトに融通が利くものを好んでやりました。

ウーバーイーツは、事前にシフトを組む必要がなかったので、空いた時間にふらっとできるため、非常にお世話になりました。

ガチガチに拘束される職場や複雑な人間関係に晒されるのは私は苦手だったので、そのような状況を回避できるアルバイトで肉体的・精神的安定を図ることがで、何とか受験生活を送ることができました。

4位 自分は本当に合格に向かって勉強できているのだろうか悩むこと

私は、2回目の受験で短答式試験に落ち、1回目と3回目の成績も悪かった上、4回目の受験では短答式試験に落ちたことで、5回目に臨むにあたり、論文でどこを修正したら良いか、実際のところ明確には分かっていませんでした。

答練や模試の結果からある程度予測はつくのですが、本試験の評価は試験委員がしてくれるため、本試験での論文評価に勝る評価はないと思っています。

そのため、私は修正すべき個所を答練や模試の添削から自分で見つけるほかありませんでした。

いまになって思うのは、自分の分析で外れてはいなかったとは思いますが、当時は不安で一杯でした。

私が、修正すべきと考えたことは、①簡単な論点は正確に拾うこと、②論証はできる限りしっかりと再現すること、③事実摘示・評価を間違えないこと、④苦手な論点を徹底的に克服すること、⑤答案のスタイルを確立することといったことでした。

随分と当たり前のことかの知れないですが、一応これらを意識することで答練や模試の成績は向上したので、正解だったと思います。

私は、模試と答練の点数が上がっていることを唯一の目印に勉強を進めました。

5位 他人に成績を話すこと、ゼミを組むこと

私は、当時、恥をかくことが嫌だったので、他人に成績を聞かれたときには、嘘を付いたりしていました。

そうしないと、また嫌なことを言われる、やばいね、やめた方が良いと言われるなどということが先行し、このような行為に出ていました。

当時はそうでもしないとメンタルが持ちませんでした。

また、周囲とゼミを組むことはほとんどありませんでした。

ゼミを組んだところで効果的な勉強ができるとも限らないし、ただただ揚げ足取りに終始して終わるみたいなことも目にしていたので、意図的に避けていました。

それと周囲と一緒に勉強することでできない自分に直面する恐怖もありました。

結局、折角組んだゼミも自然消滅して、一人で勉強するスタイルになりました。

確かに、ゼミを組むことは推奨されますが、どうしても嫌ならば無理に組まなくても良いかもしれません。

まとめ

以上がパッと思いついた司法試験の受験生時代に悩んでいたことです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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