皆さんの中には、社会人になってから最初に「分からなかったらいつでも何でも聞いてね」「あやふやな点があるのに独断で進めるのだけはやめてね」みたいな言葉を掛けられた経験はあるのではないでしょうか。
しかし、少し働くうちにこれは嘘だった、周りはそんなに優しくないことに気付かれる方も多いのではないかと勝手に想像いたします。
今回は、私が感じた日本的教育の問題点と改善点について書かせていただければと思います。
なぜこのような記事を書きたかったかというと、私も現在働くうえで同様の悩みを抱えているからです(笑)
ただの私の愚痴になりますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
信長の草履を温めた秀吉のエピソード
唐突ですが、これに日本人が考える優秀な人物像が詰まっていると思います(完全な独断です)。
一言で言うと、察する力に長けていること、一を聞いて十を知る人でしょうか。
このエピソードを簡単に言うと、寒い日に織田信長の家臣である豊臣秀吉が信長の草履を自分の懐に入れ温め、それを信長に渡したところ、信長が感動し、以後秀吉を登用するようになったというものです。
多くの日本人は、この話を美談で語り、こうすべきだと思っているものと思われます。
その割には、入社時には「うちは教育体制が売りです」「分からないことがあれば遠慮なくいつでも聞いて」「分からないことを独断で進めるのはやめて」とか言いますよね。
その言葉を真に受けて、よく聞いていたら、今度は「ちょっとは自分で考えろ」「いつまでも聞くな」「忙しいからお前に構っている暇はない」とか言われますよね。
正直「はっ?」「言っていることが矛盾してない?」とか感じてしまいます。
私は、上司の言葉の真意は後者にあると理解しました。
日本では、奥ゆかしさという名のトラップが至る所に潜んでいます。
額面通りに言葉を受け取ると、命取りになるケースが多々ございます。
話がとびましたが、日本人が優秀とする人物像は、言われなくても先回りする、新人であっても1週間くらいで独り立ちできるくらいまでに成長するといったところでしょうか。
普通に考えて無理ですよね。
とにかく見て盗め!!
これもよく言われますよね。
絶対無理だろ!!と思います。
日本では、職人気質というやり方が賛美されますよね。
成長するのに一体どれくらい時間がかかるんだよ??という話です。
それなら独り立ちするまで、丁寧に教えた方が効率的ではないかとも思います。
見て盗んでものにできる人材などそんなにいるわけありません。
特に、弁護士の業界などでは未だに職人気質というものがはびこっています。
日頃から働いている中で、居心地が悪いなと悩んでおります。
手取り足取りやった方が後々楽なのに…と強く思います。
日本にブラック企業が多かったり、日本がアメリカに仕事効率等で到底及ばなかったりする理由が分かったような気がいたします。
日本人は相手の気持ちに左右されすぎる?
仕事中、上司や先輩に何か不明な点を聞くときに、タイミングを計ることがしばしばあるのではないでしょうか。
今忙しそうにしているから申し訳ない、怒られたくない、断られたくない等の理由で聞くに聞けないですよね。
アメリカ等では、分からなかったら聞くのが当たり前だろという考えでズカズカ聞いていくようです。
日本でもこのような循環が起きれば良いのですが。
なぜ聞かなかったんだと言われても…
この言葉、失敗したときによく聞きませすよね。
これの答えは、いや聞いたら自分で考えろと言っただろう?ですよね(笑)
じゃあ、持って行ったときに嫌がるなよ!!ということですよね。
申し訳ございません、ただの愚痴です(笑)
これを言われたら、なんか音が鳴っているなあくらいに捉えるようにしています。
まとめ
今回は、私が日々感じている日本の悪しき?職場教育について書かせていただきました。
殆どがただの愚痴になってしまい、誠に申し訳ございません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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