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舞い上がれとは
舞い上がれとは、現在NHKで放送されている連続テレビ小説です。
主人公の女性が、パイロットを目指す物語です。
因みに、主人公の女性の名前が「舞」ということから、「舞い上がれ」というタイトルになっています。
サラリーマンの厳しさを垣間見ました
主人公の幼馴染の男性がいるのですが、会社で営業職に就いているという設定です。
その男性は貴司というのですが、この貴司君というのは、文学好きな心優しい青年で周りに心配を掛けまいと辛いことでも一人で考え込み、頑張りすぎてしまう性格の持ち主という設定です。
皆さんの周りにも、このような弱みを見せず、一人で抱え込んでしまう人がいらっしゃるのではないでしょうか。
この貴司君が、ある日、突然仕事を辞めて失踪してしまうという事件が起きます。
幸い、主人公の舞ちゃんのおばあちゃんが暮らす長崎の五島におり、無事だということが判明します。
貴司君が言うには、入社して1年しても営業成績が最下位で上司から詰められ、自分ではどうすることもできずに辛かったとのこと。
また、何気なく言われる一言一言が、受け流せば良いと分かってはいても、胸に突き刺さり苦しいとのこと。
このことを聞いて私は、非常にいたたまれない気持ちになりました。
確かに、成績が出ないのは努力が足りないからだという見方もあるかもしれないですが、本人としては精一杯やっていることもあります。
組織人として生きるならば、これくらい耐えるのが普通という見方もあるかもしれないですが、私も、上司から怒られ、気にして委縮して凹むことが多いので、他人事とは思えませんでした。
幸い、貴司君は、その職場を辞めて自分の思いを伝えられていましたが、世の中には自分が悪いから耐えるしかないと思い込み、苦しい思いをしている人が少なからずいるのだろうと感じました。
自分のペースで、自分の好きなことで食べていければ良いですが、なかなかそうはいかないですね。
労働者は日々耐えるのみか…と悲しい気持ちになりました。
余談ですが、職場でハラスメントに遭ったり、心身の健康を損ねた場合には、是非弁護士や医者にかかることも一つの選択肢だと思います。
パイロットへの憧れ
主人公の舞ちゃんが、パイロットを目指す物語で、舞ちゃんは、航空大学校に入り、本格的にパイロットを目指していくことになります。
私はこれを見て非常に羨ましいなあと感じています。
私も学生時代パイロットになりたかったこともあり、航空会社の自社養成パイロットに応募したことがありました。
結果は、当然不合格でした。
今でも空港に行ったり、空を見上げて飛行機を見たときには、パイロットいいなあと思います。
余談ですが、空港で見かけるパイロットの方々って非常にカッコいいですよね。
肩に線が入っている制服を見ると、つい見とれてしまいます。
また、YouTubeで時間があれば飛行機の動画を見たりしてしまいます。
パイロットになるには
パイロットになるには、①航空会社の自社養成試験に合格するか、②大学で航空学科に進学するか、③航空大学校に入るか,④自衛隊で航空機操縦の訓練を受けるかの大きく分けて4つの方法があります。
自分で航空機の免許を取るという方法もありますが、それはあまり現実的ではないので、省略します。
①自社養成パイロット
なれるならこれがベストです。
なぜなら、この制度は航空会社が、社員として雇ってくれる上、約数億円といわれるパイロット養成費用をすべて出してくれるからです。
つまり、給料を貰いながら、訓練を受けることができるのです。
良いことしかないですよね。
しかし、当然、非常に狭き門です。
殆ど受かりません。
パイロット職というと、特殊な就活の採用ルートかと思いきや、普通に就活(インターン、ES、適性試験、面接)で合否が決まります。
普通に就活ですね。
しかも、これはどの航空会社でもやっているのではなく、基本的に資本力が巨大な会社しかやっていないです。
養成費用が高額ですからね。
また、一昔前の日本航空(JAL)が経営破綻したときは、一時的に自社養成パイロットの採用が見送られていました。
景気や企業体力にも左右されることがあるようですね。
②大学で航空学科を修了する
これは、少し特殊ですが、4年生の航空学科がある大学で単位を取得・修了するというものです。
現在日本では8校の私立大学でこの学科が設けられております(間違っていたら申し訳ございません。)。
・桜美林大学
・千葉科学大学
・東海大学
・工学院大学
・崇城大学
・帝京大学
・法政大学
・第一工科大学
これは、学部で航空機操縦の訓練をやり、航空機免許取得の上、エアラインにパイロットとして就職するというものです。
これは、難点として、非常に学費が高額という点が挙げられます。
大学によっては、4年間で2000万円くらいの費用が必要になるということもあるようです。
一般家庭ではなかなか厳しいですよね。
③航空大学校に入る
これが、舞い上がれでも描かれることになっています。
以下で、Toshin.comの記事を引用させていただきます。
航空大学校とは、パイロットを養成する国内唯一の公的機関です。
受験資格としては、25歳未満であり、4年制大学に2年以上在学(修得単位数に規定あり)しているか、または短大・高専卒業程度の学力があることが求められます。
試験では学力と適性が試され、加えて身体検査もあります。在学期間は2年間で、卒業後、各航空会社へ就職します。
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航空大学校の学費は2年間で300万円程度といわれています。
大学の航空学科の学費と比べれば安いですが、それでも高額なのには変わりません。
なお、航空大学校は、宮崎県を所在地とし、帯広と仙台に分校があります(http://www.kouku-dai.ac.jp/)。
ここでも、英語ができれば入学試験に合格するのにアドバンテージになります。
余談ですが、英語ができることはやはり夢の幅を広げますね。
④自衛隊で航空機操縦の訓練を受ける
これは航空自衛隊に入隊し、輸送機や戦闘機の操縦のための訓練を受けるものです。
トップガンやブルーインパルスで有名な戦闘機ですが、そのパイロットはエリート中のエリートです。
自衛隊でパイロットになるのは非常に狭き門です。
戦闘機や輸送機を操縦できるなんて非常にかっこいいですよね。
いつか航空機免許を取りたい
私は、馬鹿にされるかもしれないですが、今でも自分で航空機免許を取りたいなあと思っています。
調べたところ、アメリカでは200万円くらいあれば、セスナの免許を取れるらしいです。
いつかお金持ちになったらやってみたいです。
それまでは、空港で飛行機を見たり、飛行機に乗ったりして楽しみたいと思います。
まとめ
今回は、NHKの連続テレビ小説「舞い上がれ」で感じたこととパイロットになるにはどうすれば良いのか書かせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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