司法試験にオススメのボールペンと万年筆を紹介します

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一体どの筆記用具を使えばいいの?

司法試験受験生ならば、どの筆記用具を使えば答案を速く書けるのか悩んだ方は多いと思います。

先日、今年の司法試験の合格発表があったので、丁度良いタイミングだと思い、記事にさせていただきました。

ボールペンについて

私は、司法試験受験でボールペンも一時期使っていたのですが、そのとき使っていたボールペンを紹介します。

いろいろ悩んだ挙句、愛用していたボールペンは、ぺんてるのエナージェル0.7ミリです。

油性インクで定評のあるuniのジェットストリーム0.7ミリも使用していたのですが、水性ボールペンの方が油性ボールペンに比べ、サラサラと書け、筆記速度が上がる感じがしたので、結局エナージェルに落ち着きました。

エナージェルは、司法試験本番では使いませんでしたが、二回試験ではこれを使い、合格しました。

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ボールペンにはグリップを付ける

私は、エナージェルにグリップを付けて使用していました。

使っていたグリップがクツワのプニュグリップというものです。

プニュグリップは本来鉛筆のために作られたものなので、そのままボールペンにはめるのは難しいです。そこで、アルコールをグリップに吹きかければ滑りが良くなり、これによりボールペンにグリップをはめることができます。

これで司法試験に挑んでいる方も見かけたことがございます。

実際に私は、二回試験はこれで乗り切りました。


万年筆について

私は、司法試験を複数回受験しているのですが、1回目の司法試験を不合格となった直後、10月から万年筆を使用を始めました。

愛用していた万年筆は、SAILOR(セーラー)とPLATINUM(プラチナ)です。

セーラー万年筆(プロフィット21K)

字幅はFです。これよりも太い字幅を検討はしたのですが、いろいろ調べた結果、司法試験の答案を作成するのはFが良いとの結論に至りました。

Fは細字なのですが、そこまで細いと感じたことはなく、実際にこれで合格しているので、採点官が読むに堪えうるものにはなっていたと言えます。

プロフィット21Kは、値段が張るものの、ペン先が程よく柔らかく、非常にスムーズに文字を書いていくことができます。

Kは金を指すものらしく、この値が上がるほど金の含有量や質が上がるようです。

金の含有量が上がるほど、ペン先が柔らかくなるようです。

私は、そこまで筆記速度が速い方ではないのですが、この万年筆を使うことによって、1枚当たり12分~13分で書くことができ、平均的に6~7枚、時には8枚答案を書くことができました。

万年筆に変えたことで、ボールペンで書いていたときよりも筆力が上がった気がしました。

万年筆は使えば使うほどペン先が自分に馴染んできて、筆力を高めてくれます。


プラチナ万年筆(3776センチュリー)

字幅はFです。これもセーラープロフィット21Kと同じです。

なぜ、もう1本万年筆を使っているのかというと、1本目が壊れたときの保険のためです。

確かに、万年筆は高くて複数本持つのは難しいかもしれませんが、筆記速度が上がるのであれば、投資するだけの価値があると思い、アルバイト等で資金を工面してやっとの思いで揃えました。

3776センチュリーは、前述のプロフィット21Kに比べて、若干ペン先が固い気がしました。

金の含有量を示す値は、14Kとなっていました。

しかし、やはり私の場合、ボールペンよりも筆力が上がったため、選択として正しかったのだと思います。

なぜ、両方同じ万年筆を買わなかったのかというと、セーラープロフィット21Kを2本揃えられるだけの資金がなかったことと違う万年筆も使ってみたかったことが理由です。


インクは顔料か染料か

顔料の方が速乾性があるので、おすすめされる方も多いです。

私は、染料の方がしっくりきました。

顔料と染料の違いはまた別の記事で詳しく紹介できたらと思います。

人によっては、染料は乾くのが遅いから嫌だと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、私の場合は、にじむこともなかったですし、書き心地も悪くなかったので、おすすめいたします。

万年筆はペン先の調整をした方が絶対に良いです!!!

万年筆は購入直後は、ペン先が馴染んでおらず、インクが出にくかったりすることがあります。

使っていけば、自分好みに調整できるかもしれませんが、これでは時間を無駄にしてしまうおそれもあります。

そこで、ペン先の調整をプロに依頼されるのが無難であると考えます。

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こちらは、万年筆の調整を専門に行っている業者様です。

こちらに調整してほしい万年筆を送ると数週間で調整済みのものを送り返していただけます。

広島にお住いの方であれば直接持ち込むこともできるかもしれませんが、他県だとそうもいかないため、万年筆を送ることで対応していただくことになります。

私は、万年筆を送る際、「司法試験受験に使うため、90分で4000字弱速記できるような書き味にしてください」みたいなリクエストをしたところ、そのリクエストに沿っていただき、非常に書き心地の良い万年筆に仕上げていただきました。

非常におすすめです。是非一度検討ください。

今度、別の記事で工房への送り方もお伝えします。

他に万年筆は、書店などでペンドクターといって出張で調整してくださる場合もありますが、それはいつもやっているというわけではないため、なかなか日程上の都合が付きにくいこともあるため、専門の業者様に送って調整していただく方が無難だと思います。

まとめ

司法試験の答案を書いている方で筆力で悩んでおられる方がいましたら、是非一度万年筆を使ってみることをお勧めいたします。

ただ、万年筆は慣れるまでに多少時間がかかるので、2カ月くらいは使いにくいなと感じることもあるかもしれません。

ペン先の調整は是非やった方が良いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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